協会の概要

協会の概要

理事長挨拶

公益社団法人 千葉県園芸協会 理事長 間渕 誠一
公益社団法人 千葉県園芸協会
理事長 江波戸 一治

千葉県は、温暖な気候と首都圏に位置する恵まれた立地条件により、全国屈指の農業県として発展を遂げてまいりました。
中でも、野菜・果樹・花き等の園芸部門は、本県農業産出額の約半分を占める重要な部門であり、今後とも産地の維持・強化が必要です。
しかしながら、農業を取り巻く情勢は、肥料・資材、燃料などの生産コストが上昇する一方で、物価の高騰により消費者の財布の紐は更に固くなり、生産・消費の両面で大変厳しい局面となっています。
このような難局に立ち向かっていくためには、千葉県農業の高い潜在能力を生かし、生産者、JA、行政機関、関係団体が一丸となって、生産力と販売力の強化に取り組んでいかなければなりません。
公益社団法人千葉県園芸協会は、県、市町村、JA、農業団体、生産者団体等で構成される農業振興を目的とした県内唯一の公益法人で、多岐にわたる農業振興業務を担っています。
野菜振興対策については、さつまいも、ねぎ、トマト、にんじんの強化4品目を中心に、JAグループ、県、当協会が緊密に連携し、「チーム千葉」で生産力と販売力を強化する取組を推進してまいります。
また、県育成品種等の優良種苗の生産や、新規就農者の育成及び定着、6次産業化に取り組む生産者への支援等も行い、担い手の育成と生産者の所得向上の一助を担ってまいります。
さらに、「野菜連」「果樹連」「花き連」「植木連」「いちご連」の事務局として、生産者が取り組む生産から販売までの自主的な組織活動を支援し、園芸振興を図ってまいります。
農地中間管理事業については、市町村で策定が進む「地域計画」に基づき、市町村や農業委員会等の関係機関と協力し、担い手への農地の集積・集約化を進めてまいります。
関係各位には、当協会のこうした取組に対し、より一層の御支援と御協力をお願い申し上げます。