千葉の果物

千葉の果物

千葉県は温暖に気候を生かしてさまざまな果物の生産が盛んです。中でも日本なしや、ビワは全国有数の産地です。また、意外に思われるかもしれませんが、キウイフルーツや温州みかん、レモンやぶどう、パッションフルーツなども生産されています。

日本なし

千葉県の日本なし栽培は、現在の市川市八幡地区で1769年(明和6年)に始まったといわれています。三方を海に囲まれた温暖な気候のため、関東では最も早い時期に収穫することができます。特に主力品種の「幸水」は、真夏を迎える8月上旬には県内各産地で出揃い、暑くてなしが食べたくなる時期に消費者の元に届けることができます。
千葉県のなしの栽培面積(1,260ha)、収穫量(19,200t)、出荷量(18,900t)は全国第1位(令和4年)で、産出額(74億円)も全国第1位(令和3年)です。
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日本なし

びわ

千葉県のびわ栽培の歴史は古く、1751年(宝暦元年)からといわれています。1909年(明治42年)以来今日に至るまで、皇室に献上しています。主な生産地は、房総半島南端に近い西海岸の南房総市、館山市及び鋸南町です。
栽培面積(131ha)、収穫量(417t)、出荷量(375t)ともに長崎県に次ぐ全国第2位(令和4年)です。

びわ